ブラック

教師の仕事がブラックなこと②


私が勤務している市では、公立の小中学校の教員がしている、「え?」と驚くような仕事が、まだあります。

一つ目は、収入が低い、母子家庭である、などの何らかの事情で、給食費や教材費、学校で怪我をした場合の治療費等が払えない家庭への、お金の援助の申請をすることです。

児童を通して申請書を受け取り、記入漏れがないかチェックして、役所や、教育委員会に送ります。

そして、申請が通った保護者の口座に入金されるように、手続きしてもらったり、口座を作れない場合は、学校が現金で受け取って、渡したりします。

また、給食費や教材費などは、学校の口座に振り込まれるので、その人数や金額を役所や教育委員会に申請したり、振り込まれたお金を業者に支払ったりします。

2年ほど前にやっと、手続きが少し簡略化されましたが、それまでは、何と、申請するときに添付する、各家庭の源泉徴収票や、税金の支払いの証明書なども、学校で受け取り、担任や係の先生が、金額のチェックまでしていたんです。

信じられませんよね。

二つ目は、校外学習の交通費や教材費の集金、支払い、会計簿や領収書の作成などです。

これは、中学校では、業者さんが学校に販売に来て、生徒が自分で現金購入することになっているところも多いと思います。

金融機関のオンラインシステムに各家庭の口座番号や、金額や必要な情報をコンピュータで打ち込んで、月末にデーターを送り、引き落としされたかどうか、送られてくるデータをチェックする。

引き落としができなかった家庭には、現金を持ってくるように請求する。

現金を持ってきたら、それを学年の口座に入金する、というような、煩雑な作業も必要です。

これらは、学校の教員がするべき仕事では、絶対にないと思うんです。

「教師の仕事がブラックなこと①」で書いた、給食会計などの仕事と合わせて、私が勤務している市の教員組合でも、やっと数年前から、改善しようと取り組みが始まりました。

しかし、なかなか実現されません。果たして、いつになったら、教員の仕事から離れるのか‥。

このような仕事は、学校によっては、事務職員がやっている場合もあるようですが、私の住んでいる市では、事務職員はよっぽど大きい学校以外は、一人しかいません。

事務職員は、ありとあらゆる事務的な仕事を任されていて、これ以上仕事をお願いできるような状態ではありません。

このような、教育に直接関わりのない、一生懸命にその仕事をやっても、保護者や、管理職からの評価にも結びつかないような、手間のかかる仕事は、教員の仕事からはずすべきです。

役所や教育委員会に担当職員を増やしてそちらの仕事にする、または、そのための学校の職員を雇う、などの改善策が必要だと思います。

そのことが、子どもたちに対して、教員がもっと、ゆとりをもって接することにつながると思います。

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