教員、退職、幸せ

退職して幸せを感じる瞬間


33年間公立小学校、中学校で教員を続けてきて、3月末で早期退職しました。

育休や療養休暇、夏休みや冬休みなどの長期休暇もありましたが、今ほどストレスもなく、体調もよく、自由を感じたことは、人生で初めて、といってもいいでしょう。

まず、平日の昼に、お日さまを浴びられることの幸せ。

仕事中、外に出ることはありましたが、体育や生活科の授業や、登下校指導などのためで、「お日さまを浴びて気持ちいいなあ。」なんて感じる心のゆとりはありませんでした。

休みの日も、家や勤務先で、教材研究や成績処理の仕事をしたり、家事や育児といった仕事をしたりしてきました。

体も疲れていて、のんびり幸せを感じられる瞬間は皆無でした。

退職時より1つ前の勤務校は、ほとんどの学年が1学級のみの、小規模校でした。

その分、一人の教員に任される仕事の量が多かったです。

さらに、給食会計やその他の学校徴収金の仕事を一人でやっていました。

帰宅時間が、早くても夜7時、遅いと9時を過ぎるほどでした。

そのため、夕方明るいうちに仕事を終えて帰路に着くことができませんでした。

現在は、外出自粛中ですので、ゴミ出しやスーパーに買い物に行く程度ですが、時間に追われることなく、何にも考えずに外で、「今日は、いい天気だな。」、「お日さまがあったかいな。」と感じることが、本当に幸せです。

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