コロナ休校

今年度中に学習の遅れを取り戻すのは無理!?


与党の中で「9月入学及び9月の新学年始まりを、早急に行うことはしない。」という方向で、話がまとまりつつあるようです。

では、どうやって学習内容を終わらせるのか。

今政府が考えている3つの案について、私なりにまとめてみました。

① 全学年、今年度中に学習内容を履修する。→どの学校も、まずは、これを目指すこと!

  ・土曜日や長期休業・7時間目などの授業を行う。

  ・学習の遅れがある中3・小6は、学習指導員が、授業後の補習を行う。

  ・行事はできる範囲で行う。

  ・高校受験・大学受験は、例年通りの時期に行う。

② 高3・中3・小6は、今年度中に学習内容を履修する。他の学年は、来年度に、授業内容を持ち越して、再来年度までの2年間で、学習の遅れを取り戻す。→①の方法を行っても、学習内容を履修できない場合。

  ・来年度・再来年度も、土曜日や長期休業・7時間目などの授業を行う。

  ・学習の遅れがある中3・小6は、学習指導員が、授業後の補習を行う。

  ・行事はできる範囲で行う。

  ・高校受験・大学受験は、例年通りの時期に行う。

③ 全学年、今年度の終了を1・2か月遅らせ、今年度中に授業内容を履修する。→新しく出てきた案

  ・来年度の開始は、5月か6月

  ・小学0年生ができる。

  ・小学校・中学校・高校・大学の入学時期、卒業生の就職時期が遅れる。

  ・授業料の負担が増える。

  ・来年度も、土曜日や長期休業・7時間目などの授業を行う。

  ・高校受験・大学受験は、1・2か月遅らせる。

  

わたしの予感

今後、再びコロナの感染者が増え、第2波、第3波の流行が押し寄せてくるのは、必須ではないでしょうか。

そして、来年度のオリンピック開催を、政府や協会は諦めていません。

となると、感染拡大を防ぐため、再び全国に緊急事態宣言が発令され、休校や休業要請の措置がとられることが予想されます。

つまり、①や②の方向で進めていても、小6・中3の授業日数が確保できずに、学習内容が残ってしまう可能性が高いのでは?

そして、急に「①・②ができないから③にしよう。」というのは無理です。

となれば、今のうちに、③の方法で計画するのがベストなのでは、と思ってしまいます。

今年度の終わりは、5月か6月、あるいは、オリンピック後の8月に決めておくということです。

もちろん、教育費の負担増、4月に新入生や新入社員がいないので、社会の負担も増、保育園児や幼稚園児の入学が遅れ、小学0年生になってしまう、などの大きな問題があります。

オリンピック開催を目指して、今年度の終わりを遅らせ、来年度の開始を5月・6月や9月にする、ということにするのがベストのような気がしてきます。

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